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皆さんはZEHをご存じですか?
多くの方はネットや住宅展示場で見聞きしたことがあるかもしれません。「エコな住宅」や「太陽光発電の家」といったイメージは浮かんでも、具体的にどのような家を指すのかよくわからない方もいるでしょう。
ZEHとは太陽光発電などでエネルギーを作り、家庭で使用するエネルギーを補填し消費エネルギーを実質0以下にする家をいいます。
太陽光発電・高断熱・省エネ設備などを組み合わせたZEH住宅は、未来の環境を守るためになくてはならない住まいのかたちです。
この記事ではZEHのメリット・デメリットやZEH住宅を建てる際の注意すべきポイントについて、私たちZERO電生活が詳しく解説します。さらに気になる補助金の種類や申請の流れも説明します。
ZEHについて知りたい方や、ZEH住宅を検討中の方はぜひ参考になさってください。
ZEH(ゼッチ)の必要要素と種類

ZEH(net Zero Energy House)は脱炭素社会の実現に向け国が推進している対策の一つです。
2014年のエネルギー基本計画を起点とし、2021年にZEHの具体的な設置目標が閣議決定されて以降、住宅メーカーや建設業界での本格的な取り組みが進んでいます。
いわゆる省エネ住宅と呼ばれるなかでも、ZEHは必要とされる要素や種類・基準が明確に定められているのが特徴です。
詳しく見ていきましょう。
必要要素
ZEHの要素として以下の3つがあります。
- 断熱
- 省エネ
- 創エネ
断熱とは屋根や壁、窓や床など住宅の外側を覆う外皮の断熱性能です。断熱性の高い住宅は外気の影響を受けにくいため、冷暖房のエネルギー消費を抑えて一年中快適に過ごせます。住宅外皮の断熱性能は屋外に放出される熱量の割合で評価され、一定基準をクリアするとZEHと認定されます。
省エネはエネルギー消費の少ない高効率設備を導入しているかがポイントです。高効率設備とは省エネ性能の高い空調や給湯、照明などをいいます。ZEHでは導入のみではなく、これらを利用して規定された基準以上にエネルギー消費を削減できているかが認定基準となります。
ZEHの概念はエネルギーを使わない発想に加えて、エネルギーを創るという発想が特徴です。太陽光発電などの再生可能エネルギー設備で家庭のエネルギーを産生し、省エネと組み合わせて必要なエネルギー量をすべてまかなうのがZEHのゴールといえます。
ZEHの特徴を活かすにはエネルギー消費量と産生量の可視化が欠かせません。可視化を可能にするのがHEMS(Home Energy Management System)と呼ばれる専用システムです。
HEMSは家庭のエネルギーを管理するシステムで、モニターやスマートフォンで電気使用量と発電量が一目でわかり、家全体のエネルギーを効率よく利用できるようコントロールしてくれます。
政府がHEMSの導入を促進していることからもわかるように、省エネルギー対策にとって不可欠なシステムといえるでしょう。
種類

ZEHの種類はエネルギー消費量の削減割合によって次の5つに分類されます。
- ZEH
- ZEH +
- ZEH Oriented
- Nearly ZEH
- Nearly ZEH +
ZEHとは断熱と省エネによるエネルギー消費量の20%以上削減と、太陽光発電などを使った創エネを組み合わせて100%以上のエネルギー消費量削減を達成する住宅です。
ZEH +は断熱と省エネによるエネルギー消費量削減が25%以上で、さらに外皮性能の強化・HEMS導入・電気自動車による自家消費の拡大のうち二つ以上を採用することが条件になります。
ZEH Orientedは都市部狭小地や多雪地域など、創エネが困難な地域が対象です。条件は断熱と省エネによる20%以上のエネルギー消費量削減のみで、創エネの達成数値は含まれません。
Nearly ZEHはエネルギー消費量を20%以上削減する点はZEHと同じですが、創エネを含めたトータルの削減割合が75%以上100%未満の住宅です。
Nearly ZEH +はNearly ZEHの条件をすべて満たし、さらに外皮性能強化・HEMS導入・電気自動車による自家消費拡大のうち二つ以上を採用した住宅を指します。
基準
ZEHの認定基準は以下の4項目です。
- 地域区分ごとの強化外皮基準
- 基準一次エネルギー消費量の20%以上削減
- 再生可能エネルギーの導入
- 一次エネルギー消費量の100%削減
1つ目の強化外皮基準はUA値という指標で数値化されており、UA値が高くなるほど屋外に放出される熱量率が高くなることを示します。地域で異なりますが、ZEH基準のUA値は0.4〜0.6以下です。
2つ目の省エネ基準は、一次エネルギー消費量の削減率が基準の20%、あるいはそれ以上とされています。削減率は基準一次エネルギー消費量に対する設定一次エネルギー消費量の割合で表され、BEIと呼ばれています。BEIが0.8以下で20%のエネルギー消費削減を満たすと評価される仕組みです。
3つ目の再生可能エネルギーとは水力や風力、太陽光など自然エネルギーを利用した環境に優しいエネルギー設備をいいます。住宅では太陽光発電が現実的な設備です。ZEH基準の再生可能エネルギーの導入とは、太陽光発電設備の導入のことを指します。
外皮の断熱性を高めエネルギー消費量を20%削減し、太陽光発電による産生エネルギーを使用することで残りの80%の削減率を達成するのがZEH住宅の4つ目の基準です。
一次エネルギーについても説明しておきましょう。一次エネルギーとは石油や石炭、太陽光など自然界から直接採取できるエネルギーのことです。ちなみに二次エネルギーは電気や都市ガス、ガソリンなど一次エネルギーを加工・変換し日常生活で使用可能にしたものです。
ZEH住宅のメリット

ZEHは快適性や光熱費の削減など、さまざまな魅力を持った住まいのかたちです。ここではZEH住宅のおもなメリットをご紹介します。
1年中快適な暮らしができる
ZEHは、高い断熱性により夏涼しく冬暖かく暮らせる点が魅力の一つです。部屋ごとの温度差が軽減できるため、急激な温度変化によるヒートショックなどの身体への負担を減らすことができます。
またZEH住宅は気密性も保たれるため結露などが起こりにくく、アレルギーや感染の一因であるダニやカビの発生も抑えられるといわれています。
光熱費を削減できる
光熱費を抑えられる点もZEHの大きなメリットです。高断熱の外皮と省エネ設備により消費エネルギーを減らし太陽光発電で使用エネルギーをまかなうため、電力会社から供給されるエネルギーを少なくできます。
さらに自家発電の電力が余った場合は電力会社への売電が可能です。ZEHと従来の住宅を比較すると寒冷地でおよそ180,000円、温暖地で約120,000円光熱費が安くなるとのデータもあります。
災害時の備えになる

災害に強い点もメリットの一つです。近年、日本では地震や集中豪雨など自然災害が多発しています。
ZEH住宅では太陽光発電のエネルギーを貯めておく蓄電池を設置するケースが一般的です。蓄電池があれば停電の際に非常電力として機能し、冷蔵庫や最低限の照明などが使用できます。災害時の備えとしてZEH住宅に関心を寄せる方も少なくないでしょう。
高い遮音性がある
高断熱で気密性の高いZEH住宅は、遮音性も高いことが特徴です。遊び盛りの子どもを持つ家庭では、隣近所への迷惑を気にせずのびのびと遊べる環境を用意できます。
周囲の騒音に悩まされることもなく、プライバシーを守りながら落ち着いた暮らしができるところもメリットです。
住宅の資産価値が向上する
環境保全に向けた施策が本格化するなか、高い省エネと創エネ機能を持つZEHは社会課題を解決できる住宅として資産価値の向上が望めます。
また、政府は2030年までに新築住宅のZEH基準適合を推進する政策を掲げています。今後規制が強化される可能性もあり、ZEH基準を満たす住宅は先進性があるとして高く評価されるでしょう。
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ZEH住宅のデメリット

ZEH住宅はメリットだけでなく、次に挙げるようなデメリットもあります。
- 高額な初期費用
- 定期的なメンテナンス
- 天候の影響
- デザインや間取りの制約
ZEH住宅は高断熱の建材や省エネ設備機器、太陽光発電システムやHEMSの導入が必要なため、通常の住宅よりも高額な初期費用がかかります。各設備の定期的なメンテナンスも必要です。
太陽光がエネルギー源のため天候によってエネルギー産生が左右されます。断熱性を優先することで窓の配置や間取りに制約が生じる可能性もあるでしょう。
長期的な視点でメリットとデメリットのバランスを考慮し、家計と環境どちらにも有意義な選択を検討するのが賢明といえます。
「そうはいっても自分たちだけで検討するのは難しい」と不安な方は、私たちZERO電生活にぜひご相談ください。
ZERO電生活は太陽光発電や蓄電池のスペシャリストとして、専門知識を持ったスタッフが初期費用やメンテナンスコストについての疑問を丁寧にヒアリングし、納得感のある解決策を探すお手伝いをします。
電気の使い方や生活時間帯、家族構成などを考慮しお客様にとって適切なエネルギー設備プランの提案が可能です。
さらにZEH住宅設備の豊富な施工数から培った豊かな経験と確かな技術で、お客様一人ひとりの希望に合わせたZEH住宅の実現をサポートします。
家計と環境どちらにも有意義な選択を、私たちZERO電生活と一緒に検討してみませんか?
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ZEH住宅を建てる際のポイント

ZEHについて理解できたが、ZEH住宅を建てるには具体的に何からどのように始めればいいのかイメージがつかない方がほとんどではないでしょうか。
この章ではZEH住宅を建てる前に知っておくべきポイントや準備について解説します。
初期費用や維持費の事前確認
前述したようにZEH基準をクリアするためには高額な設備や資材が必要です。性能やグレードにより多少の差はありますが、ZEH住宅の初期費用は一般住宅より約2,500,000〜3,000,000円高くなるといわれています。
太陽光パネルのメンテナンスは法律で義務化されており点検時期も決まっています。メーカーの保証期間や火災保険の適用などにもよりますが、メンテナンス費用は30,000〜100,000円程度と見積もっておくと妥当です。
家庭用燃料電池の寿命はおよそ20年で、交換費用が発生します。
いずれも住宅会社やメーカーにより金額は変わってきます。地域によっても異なるので事前に調べておくことが大切です。
補助金申請スケジュールの確認

ZEHの基準条件を満たした住宅には、国や地方自治体から補助金が給付されます。補助金制度は種類がいくつかあり、年度ごとに予算や内容が変更されるケースがほとんどです。
また公募期間が限られており、先着順で締め切られる場合も少なくありません。経済産業省のホームページなどでこまめに公募日程を確認し早期申請を心がけましょう。
補助金申請の流れは後ほど説明します。
適切な業者選び

ZEH住宅建築の際は、ZEHビルダーに登録されたハウスメーカーや施工業者を選ぶのがポイントです。ZEHビルダーとは国からZEH住宅の建築を認定された住宅事業者で、建築設計事務所やリフォーム業者なども登録されています。
補助金を受けるには、ZEHビルダーによる建築または設計が給付条件の一つとなっているため登録業者かどうか確認が必要です。
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ZEH住宅の補助金制度

経済産業省が実施するZEH住宅の補助金制度には、ZEH支援事業・次世代ZEH+実証事業・子育てエコホーム支援事業の3つがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
ZEH支援事業
ZEH支援事業はZEHあるいはNearly ZEH基準を満たした住宅が対象で、一戸あたり55万円が給付されます。ZEHビルダーが建築に携わる以外にも、申請者自身が居住することや災害危険区域の除外など給付条件が細かく設定されているのが特徴です。蓄電システムを導入した場合、200,000円を上限として追加補助が受けられます。
次世代ZEH+実証事業
次世代ZEH+とはZEH+基準をクリアし、かつ蓄電システムや燃料電池などの省エネ設備を一つ以上導入した住宅です。高度な省エネ設備の導入には高額なコストがかかるため、一戸あたり1000,000円と厚遇の補助となっています。
さらに導入設備の種類により追加補助があります。設備を多く導入するほど補助金も増える仕組みです。
子育てエコホーム支援事業

子育てエコホーム支援事業は、省エネ住宅を取得した子育て世帯や若者夫婦世帯などが対象で、新築だけでなくリフォーム住宅にも適用される点が特徴です。新築の長期優良住宅では一戸あたり1,000,000円、ZEH水準住宅で800,000円の補助が受けられます。
リフォームの場合は子育て・若者夫婦世帯以外の世帯でも補助が受けられますが、金額は半額程度です。
なお子育てエコホーム支援事業は2025年度より子育てグリーン住宅支援事業と名称が変更されました。省エネ性能基準の厳格化とGX志向型住宅の普及強化、補助内容の拡充や給付条件の細分化がおもな変更点です。
補助金について詳しく知り、少しでも初期費用を抑えたいとお考えの方には、ZERO電生活をおすすめします。
私たちZERO電生活はZEH関連の制度に精通した専門スタッフを揃えており、補助金の適切な活用方法をアドバイスできます。さらに初期費用がかからない料金システムの提案も可能です。
また、私たちは太陽光発電や蓄電池システムをただ販売するだけでなく、ZEHに適した設備のご提案から導入後のアフターフォローまで自社で一貫して対応しています。お客様にとって信頼できるエネルギーパートナーとして長く寄り添い続けることが私たちの目標です。
お客様の費用面での不安が安心感に変わるよう、丁寧さと誠実さを持ってサポートします。
私たちZERO電生活にぜひご相談ください。
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ZEHの補助金申請の流れと注意点

ZEHの補助金申請は工程が多く複雑です。以下に申請の流れを紹介します。
- 事業者の選定とプランの確定
- 事前申請・登録
- 交付申請と添付書類の提出
- 交付決定通知受信
- 補助事業の着手(着工)
- 完了実績報告と添付書類の提出
- 確定検査の実施
- 交付額確定・補助金入金
事業者は前述したようにZEHビルダーやプランナーに登録する事業者から選定します。実際はZEHビルダーやプランナーが申請手続きを代行するケースが一般的でしょう。
補助金の交付申請の前にまず運営事務局であるSII(環境共創イニシアチブ)にアカウント登録が必要です。この工程も代行者が行います。
申請時に添付する提出書類に不備があると受付されません。また交付決定通知が届いてから着工するよう義務づけられているため、早期の申請準備と申請期間の確認が大切です。
ZEH住宅で家計にやさしく快適に過ごそう

ZEHは脱炭素社会や持続可能な社会を実現する住宅として注目を集めています。高断熱・省エネ・創エネでエネルギーの自給自足を可能にするZEH住宅は今後ますます増加するでしょう。
光熱費の削減や災害対策、遮音性や資産価値などZEH住宅にはさまざまなメリットがある一方、高額な初期費用やメンテナンス費用が課題とされています。
国の補助金を有効活用し、太陽光発電と蓄電池を上手に組み合わせることでエネルギー0の暮らしを体験できます。
太陽光発電のことなら私たちZERO電生活におまかせください。
私たちZERO電生活は、太陽光発電と蓄電池の豊富な施工実績を持つ専門チームを抱えており、設備環境やご家庭のライフスタイルに合わせたエネルギーシステムの提案が可能です。
長年の経験が生み出す高い施工力でトラブルを未然に防ぎ、長期にわたり安心感を持って使用できる設備環境を提供します。
確かな技術で暮らしを支える施工パートナーであり続けたいと、私たちは考えています。
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