蓄電池が災害時に果たす役割は?蓄電池の選び方と導入のメリットを解説

世界的に大きな自然災害が頻発する昨今、停電によるリスクへの備えも重要です。防災意識の高いご家庭では、住宅用蓄電池を導入するケースが増えています。

蓄電池を備えていれば、災害時のライフラインとして重要な役割を果たしてくれます。家族の生活と命を守ることにつながるでしょう。

本記事では、蓄電池を導入するメリットと必要性を解説します。蓄電池の選び方や注意点も取り上げているため、参考にしてみてください。

蓄電池が災害時に果たす役割は?

発電機
あらかじめ蓄えておいた電気を必要なときに機器に給電できる蓄電池は、災害時に変化する家族の生活を維持するのに役立つ重要な備えです。

実際に蓄電池が災害時にどのように活躍してくれるのかを理解するために、蓄電池が果たす2つの役割を解説します。

停電時の非常用電源として活用

災害時には停電の危険性が高まります。家電製品や照明器具が使えなくなるほか、外部との通信手段であるスマートフォンの充電もできなくなるでしょう。

災害による停電は、すぐに復旧するとは限りません。復旧の目途が立たないまま、数日間過ごさなければならないケースもあります。

このような場合に活躍するのが蓄電池です。前もって充電しておいた蓄電池があれば、在宅避難時の電気をまかなうことができるため、非常用電源として活用できます。

冷蔵庫や冷暖房が使用でき、健康維持に役立ちます。また、家に明かりが灯ることや外部と連絡が取れることにより、心理的安心感も得られるでしょう。

太陽光発電との併用による自立電力供給

蓄電池には、太陽光発電と連携できるタイプがあります。昼間は太陽光発電システムで作った電気を使い、残った電気で蓄電池を充電する仕組みです。

夜間や停電時には、蓄電池に蓄えておいた電気を使用できます。自給自足で電力供給が可能で、電気が足りない場合にのみ不足分を買電します。

突然災害に見舞われても、普段から使用しているシステムで継続的に安定した電力供給を受けられるため、焦らずに対処できるでしょう。

蓄電池を導入するメリット

家族団欒
家は家族にとってリラックスできる居心地のよい場所です。そこで暮らす大切な家族との生活を守るために、蓄電池を導入するご家庭が増えています。

蓄電池には、毎日の生活から非常時まで実感できるメリットがあります。生活に役立つ3つのメリットを確認しましょう。

電気代の削減

電力会社による電気料金の値上げや燃料費の高騰、再生可能エネルギー発電促進賦課金の上昇などの背景により、電気料金は毎年上昇傾向にあります。

しかし、家庭内の家電製品や通信端末自体を減らすのは難しいでしょう。そこで、電気使用量を減らさず電気代を削減するために蓄電池が役立ちます。

例えば、昼間に比べて割安な夜間電力を利用して家族が眠っている深夜帯に蓄電池を充電し、昼間や夜間の電力ピーク時に充電分の電気を使用します。

これにより、電力会社から購入するピーク時の電気量を抑制し、電気代を削減できるでしょう。なお、電力会社の料金プランによって電力料金差は異なるため、ご注意ください。

災害時の電力確保

災害時の一次的な電力確保として、発電機やポータブル電源を備えているご家庭もあるでしょう。しかし、発電機は一酸化炭素中毒や感電、火災などの事故が起こる危険があります。

また、ポータブル電源は本体の充電が切れてしまうと使用できません。時間の経過とともに自然放電するため、必要なときに使えない可能性があります。

一方、蓄電池は安全面を確保しつつ住宅の一部、もしくは全体の電力を安定的にまかなえます。停電が起こってから準備する必要もなく、災害時の不安を軽減できるでしょう。

家庭内に停電時にも動かしたい機器が多くあるご家庭ほど、蓄電池を導入して災害の備えをしておくのがおすすめです。

地球環境への配慮

白い家
蓄電池を使用すると、電力ピーク時にも火力発電に頼る必要がありません。そのため、火力発電所への負荷が軽減され、CO2排出量を削減できます。

また、太陽光発電で作った電気で蓄電池を充電しておけば送電ロスを削減でき、環境負荷の軽減と再生可能エネルギーの有効活用につながります。

電気は毎日の暮らしに重要なライフラインです。環境に優しいエネルギーを無駄なく活用することにより、地球環境保全に貢献できます。

このように蓄電池の導入には、電気代の削減・災害時の電力確保・地球環境への配慮など、さまざまなメリットがあります。蓄電池の導入は、家族の暮らしを長期的に守るための大切な選択です。

私たちZERO電生活は、蓄電池や太陽光発電パネルの販売と導入支援を行っています。

ご家庭のライフスタイルに合わせた適切なプラン提案から、施工・アフターフォローまで一貫して対応し、ZEH住宅(エネルギーを自給自足できる住宅)の実現をサポートしています。

電気の使用状況や暮らし方は家庭ごとに異なるため、丁寧なヒアリングを通して適切なプランをご提案しています。

私たちZERO電生活は、「選ばれる」存在ではなく、暮らしを長く支えていく「任される」パートナーとして寄り添うことを大切にしています。

初めて導入する方でも、補助金制度や設置環境を踏まえたサポートにより、安心感を持って導入を進めていただけます。

導入前のご相談からアフターフォローまで、サポート体制も万全です。災害への備えや電気代の見直しを考えている方は、ぜひ一度私たちZERO電生活にご相談いただき、安心感のあるエネルギーライフを始めてみてはいかがでしょうか。

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蓄電池を選ぶ際のポイント

考える夫婦
蓄電池は、メーカーや種類によってさまざまな特徴があります。ご家庭に合う適切な蓄電池を選ぶことで、導入するメリットを十分に実感できるでしょう。

ここからは、自分に合った蓄電池を選ぶための4つのポイントを解説します。想定する使用状況や希望を考慮したうえで検討してみてください。

蓄電池の容量確認

蓄電池の容量とは、蓄電池本体に貯められる電気量のことです。単位はkWh(キロワットアワー)で表され、一般的な家庭用蓄電池の容量は5〜15kWhです。

容量が大きいほど、より長い時間機器を使用できます。ただし、大きすぎると無駄なコストがかかるため、電気の使用状況に見合った容量を選ぶ必要があります。

例えば、夫婦のみの場合は5~10kWh程度で十分でしょう。対して、お子さんがいる3人以上のご家庭では、10〜15kWh以上の容量が必要と考えられます。

また、一度に供給できる電気量を指す出力とのバランスも重要です。家庭内の主要な家電製品の消費電力、また停電時に使用したい機器や時間を考慮しましょう。

太陽光発電との連携性

ソーラーパネル
すでに太陽光発電パネルを設置している方、または蓄電池と併せて太陽光発電パネルの設置を検討している方は、系統連系型の蓄電池を選ぶ必要があります。

独立型はコンセントにつないで充電できるのに対し、系統連系型は自宅の分電盤に配線工事を行って設置します。構造が異なるため、独立型では太陽光発電との連携ができません。

蓄電池のみを導入する場合も、この先太陽光発電を導入する可能性があるなら、系統連系型蓄電池を選択しておくのがおすすめです。

メーカーの信頼性と保証内容

蓄電池は長期間にわたる使用を前提としています。蓄電池本体のスペックが似ていて選ぶのが難しいと感じたら、信頼できるメーカーを選びましょう。

蓄電池の分野で長年の歴史がある企業や施工経験が豊富なメーカーなら、誠実で柔軟な対応を期待できます。質の高い施工により、トラブルも避けられるでしょう。

さらに、保証内容やアフターサービスが充実しているかどうかも大切です。保証期間や保証対象、保証を受けられる条件などをしっかりとチェックしておくのがおすすめです。

アフターサービスは施工後のメンテナンスに加え、修理や交換が必要になった場合の対応のスムーズさにも影響します。比較検討し、頼れるメーカーを選びましょう。

寿命と設置環境

ブレーカー
一般的な家庭用蓄電池の寿命は、約10〜15年です。これは製品ごとの耐久性だけでなく、充放電の回数や使用環境によって変動します。

特に、電気を完全に使い切る深放電を繰り返すと、劣化が早まりやすくなります。毎日の生活のなかで蓄電池をどのように使用する予定なのか、明確にしておきましょう。

また、蓄電池は製品によって設置形態が異なります。屋内設置の場合、気温や湿度の影響が少なく安定した電力供給が可能な一方、スペースの確保が必要です。

蓄電池のサイズは、製品によってさまざまです。居住スペースを圧迫するため、無理なく設置できるサイズを選ぶことも重要でしょう。

反対に屋外設置の場合、設置場所の自由度が高く配線しやすいものの、風雨や直射日光に晒され耐久性が低下しやすくなります。防水や防塵性能があるとよいでしょう。

長く使っていくものだからこそ、普段の生活に馴染むかどうかは大切なポイントです。どちらの方が使いやすいかをよく考慮したうえで決定しましょう。

災害時に蓄電池が使える最大時間は?

時計
災害時に停電が発生した場合、蓄電池によって電力供給がまかなえる時間は、蓄電池の容量や家庭内の電力消費量によって大きく異なります。

蓄電池で使用できる家電製品のなかで、災害時にも稼働しておきたいのは冷蔵庫と照明器具でしょう。また、情報源となるテレビやスマートフォンも欠かせません。

家族で使用する各家電製品の1時間あたりの消費電力と、1日の使用時間の目安をもとに算出した1日あたりの消費電力は、以下のとおりです。

家電製品1時間あたりの消費電力1日の使用時間1日の消費電力
冷蔵庫33W24時間792W
LED照明器具(2部屋)80W5時間400W
テレビ150W3時間450W
携帯充電器(2台)10W4時間40W

この場合、1日の消費電力の合計は1,682Wです。5kWhの蓄電池を使うとすると、5,000Wh÷1,682W=2.97日という計算になります。

つまり約3日分、70時間程度使用できると考えられます。ただし、お使いの家電製品の消費電力によって結果は大きく変動するため、注意しましょう。

さらに、冷暖房機器が必要な夏や冬には使用する家電製品にも変化があります。前もって災害時にどの家電製品をどの程度使うか、家族で話し合っておきましょう。

太陽光発電と蓄電池を併用するメリット

屋根のソーラパネル
蓄電池のみを導入する場合でも、将来への備えになります。しかし、防災意識の高いご家庭では、太陽光発電と併用するケースが増えています。

それは、太陽光発電と蓄電池を併用する方がより大きなメリットを感じられるためです。併用によって得られる3つのメリットを解説します。

長時間停電への備え

蓄電池のみの場合、使える電力には限りがあります。また、太陽光発電のみの場合は、太陽が出ていないと電力を使用できないのが難点です。

そこで、これらをかけ合わせることにより両者のデメリットを補い、長時間にわたる停電が発生した際にも安定した電力供給が可能になります。

ガスと水道はカセットコンロやペットボトルの水で代用できても、電気は代用できません。日頃から併用して利用していれば、災害時に役立つ備えになります。

安定した電力供給

太陽光発電で起こりやすい問題は、日照不足による発電量の減少です。さらに、電力消費が多くなると供給量が足りなくなることもあります。

このような場合には、電力供給が不安定になります。しかし、蓄電池を備えていれば電力需要が減少するタイミングで蓄電が可能です。

太陽光発電の発電量が少ないときには蓄電池から電力供給できるため、日照条件に左右されず安定した電力供給を行うことができます。

電力の自家消費率の向上

リビング
従来は、太陽光発電で余った電力は売電するのが一般的でした。しかし、自家消費する方が経済的にも環境的にもメリットが大きいと注目されています。

自家消費量率が増えると買電量が減らせるため、電気代が削減できます。さらに、蓄電池を使用すれば余剰電力も無駄なく活用でき、持続可能性を高められるでしょう。

私たちZERO電生活では、太陽光発電と蓄電池の併用により、より持続可能で安心感のある暮らしを支援しています。ZEH住宅設備の普及を通じて、未来の子どもたちのためにゼロエミッション社会の実現を目指しています。

また、住宅設備のプロが、クリーンエネルギーの活用や経済的メリットを考慮した適切なプランを提案します。効果的な設備施工と充実したアフターサービスを提供することが可能です。

私たちZERO電生活は、「選ばれる」だけでなく、長く「任される」エネルギーパートナーとして、ご家庭に寄り添う姿勢を大切にしています。

信頼できるエネルギーパートナーとして、安心感を持って任せられる体制を整えています。
太陽光発電や蓄電池の導入を検討している方は、ぜひ一度ZERO電生活にご相談ください。

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蓄電池の導入費用と補助金制度

電球と家
蓄電池は決して安い買い物ではありません。だからこそ、費用面をよく理解しておくことで蓄電池導入の失敗を避けられます。

さらに、蓄電池には補助金制度もあります。賢く導入するためのヒントとして、導入費用と補助金制度をチェックしましょう。

蓄電池の導入費用

蓄電池は、容量や性能によって本体価格が異なります。一般的な家庭用蓄電池の場合、容量1kWhあたり約20~25万円が相場です。

さらに、機器の取り付け工事や電気工事が必要になるため、別途工事費用もかかります。工事内容によるものの、約20〜30万円を見越しておくとよいでしょう。

例えば2人のお子さんがいる4人家族の場合、災害時にも快適に過ごすことを想定し、15kWh前後の蓄電池を導入するとします。

この場合、工事費込みで約200〜450万円の導入費用がかかると考えられます。なお、太陽光発電パネルとの同時導入で割安になる可能性もあるでしょう。

蓄電池の補助金制度

補助金
蓄電池導入には、国や市町村ごとの補助金を利用できる可能性があります。例として、クール・ネット東京の2025年度の補助金制度を確認しましょう。

太陽光発電システムを設置済か同時設置、または再生可能エネルギー電力メニューに契約している場合、容量1kWhあたり12万円の補助金が受け取れます。

>>令和7年度 家庭における蓄電池導入促進事業 | クール・ネット東京

各補助金制度には、対象条件や期限があります。蓄電池を設置する年によって内容が変更されることもあるため、お住まいの市町村の新しい情報をご確認ください。

災害の備えとして蓄電池の導入を検討するなら

机上での会話
今や日本各地で台風や地震、洪水などさまざまな災害の発生が増えています。それに伴い、停電のリスクも増加しており、電力の確保が重要な課題となっています。

蓄電池を導入していれば、災害時でも安定した電力供給が可能です。さらに、普段の生活でも電気代の削減や地球環境への貢献につながるなど、大きなメリットがあります。

災害は、いつ自分の身に降りかかるかわかりません。だからこそ、自分と家族が心から快適に暮らせる家を守るためにも、蓄電池の導入は価値のある選択です。

私たちZERO電生活のZEH住宅設備販売事業では、蓄電池や太陽光発電パネルの導入、オール電化への切り替えまで幅広く対応しています。

ご家庭のライフスタイルに合わせたわかりやすい費用プランと周囲の環境に配慮した施工で、ご納得いただけるエネルギーライフを実現します。

また、施工後のメンテナンスやアフターサービスまで一貫してサポートするため、費用対効果をしっかりと実感していただけるでしょう。

私たちZERO電生活は、「選ばれる」だけでなく、長く「任される」存在としてご家庭に寄り添うことを大切にしています。

蓄電池の設置をご希望の方は、下記リンクよりZEH住宅設備販売事業へお申し込みください。私たちZERO電生活と一緒に、家族の快適な未来に備えてみてはいかがでしょうか

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