目次
ZEH住宅には補助金があるらしいが自分たちも使えるのだろうか、いくらもらえるのか、手続きは大変なのかと気になっている方も少なくないでしょう。
30〜40代で家づくりを検討している方にとって、ZEH住宅の補助金は見逃せない制度です。補助金を上手に活用すれば、初期費用の負担を抑えながら高性能な住まいを実現できます。
さらに、光熱費の削減や災害時の電力確保など、長期的なメリットも期待できるのがZEH住宅の魅力です。
この記事では、ZEH補助金制度の概要から認定条件・補助金額・申請の流れ・注意点・ZEH住宅を導入するメリットまでを解説します。
すべて読むことで、補助金を活用したZEH住宅の検討が具体的に進められるようになります。
ZEH住宅の補助金制度の概要

ZEH(ゼッチ)とはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロ以下にすることを目指す住宅です。
住宅の断熱性能を高めてエネルギー使用を抑えつつ、太陽光発電などの再生可能エネルギーで必要なエネルギーをまかなう仕組みです。
国は2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、ZEH住宅の普及を推進しています。ZEH住宅に対しては、経済産業省・環境省・国土交通省が連携して補助金制度を設けています。
代表的な制度として戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス化等支援事業があり、ZEH基準を満たす住宅を新築・購入する個人や法人が対象です。
補助金の申請手続きは基本的にZEHビルダーが代行するため、施主の負担は少なく済みます。制度を活用することで、高性能な住宅を費用を抑えて建てられる可能性があります。
ZEH住宅の補助金が認められる条件

ZEH補助金が認められるためには、断熱・省エネ・創エネの3つの要素で国が定める基準をクリアすることが必要です。
条件が厳しそうに感じるかもしれませんが、ZEHに精通した事業者と一緒に設計すれば、十分にクリアを目指せます。ここでは、それぞれの条件について詳しく解説します。
断熱効果があること
ZEH住宅の基本となるのが高い断熱性能です。ZEHでは地域ごとに定められた、強化外皮基準を満たすことが必要です。
断熱性能は、UA値(外皮平均熱貫流率)という指標で数値化され、4〜7地域(関東を含む大部分の地域)では0.6W/平方mK以下という基準が設定されています。
高性能な断熱材や断熱窓ガラスを使用し、外壁・窓・屋根・床下の断熱性能を高めることで、冷暖房効率が向上し光熱費の削減につながります。
省エネ性能が高いこと

ZEH住宅では、高効率な設備を導入して消費エネルギーを削減することが重要です。
具体的には、暖冷房・換気・給湯・照明の4つの設備において、基準一次エネルギー消費量から20%以上の削減を達成する必要があります。
高効率エアコン・LED照明・エコキュートなどの高効率給湯器や熱交換型換気システムなどを導入することで、消費エネルギーを大幅に抑えられます。
なお、ZEH+ではより高い30%以上の削減が必要です。
再生可能エネルギー設備があること
ZEH住宅の目標は、年間の一次エネルギー消費量の収支を実質ゼロ以下にすることです。
ZEHでは再生可能エネルギーを導入し、消費エネルギーを創エネですべてまかなうことが求められます。
太陽光発電で創り出した電力は家庭内で自家消費でき、余剰分は電力会社に売ることも可能です。
さらに蓄電池を併用すれば、夜間の電力使用や災害時の非常用電源としても活用できます。
私たちZERO電生活では、ZEH住宅の条件を満たすための設備構成についてご相談いただけます。
太陽光発電と蓄電池を中心としたZEH住宅設備の提案・施工を得意としており、補助金を見据えたプランのご提案が可能です。
自分たちの住宅がZEH基準を満たせるか不安な方は、ぜひ一度ご相談ください。専門スタッフがライフスタイルや予算に合わせた設備構成をご提案します。
\ お気軽にご相談ください /
ZEH住宅の補助金額

ZEH住宅の補助金額は、住宅の省エネ性能レベルによって異なります。ZEHとZEH+では補助金額に差があり、さらに追加設備を導入することで加算を受けられる場合もあることが特徴です。
ここでは、それぞれの補助金額について詳しく解説します。
ZEHの補助金額
ZEH基準を満たす住宅を新築する場合、2025年度には1戸あたり550,000円の補助金が支給されます。
2025年度の公募期間は、単年度事業が2025年4月28日から12月12日まで、複数年度事業が2025年11月7日から2026年1月6日までです。
補助金の申請は先着順で受け付けられ、予算の上限に達した時点で受付が終了する可能性があります。Nearly ZEHやZEH Orientedも同額の550,000円です。
ZEH+の補助金額

ZEH+は、ZEHよりも高い省エネ性能を持つ住宅で、2025年度の補助金額は1戸あたり900,000円です。
ZEH+の認定を受けるためには、ZEHの要件に加えて、省エネ基準から30%以上の一次エネルギー消費量削減と断熱等性能等級6以上の達成が必要となります。
さらに、蓄電池や高効率給湯器、電気自動車の充電設備などの自家消費拡大措置を1つ以上講じることが重要です。
ZEH+での追加設備による加算
ZEHまたはZEH+仕様の住宅に先進的な設備を追加導入することで、補助金をさらに上乗せして受けられます。
蓄電池を設置する場合は初期実効容量1kWhあたり20,000円、または蓄電システムの補助対象経費の3分の1のいずれか低い金額が加算され、上限は200,000円です。
その他、地中熱ヒートポンプシステムやPVTシステムなども補助の対象となっています。
ZEH住宅の補助金制度の申請の流れ

ZEH補助金の申請は、基本的にZEHビルダーが代行するのが一般的で、施主が直接手続きを行う必要はほとんどありません。公募要領を熟知したビルダーが責任を持って対応してもらえます。
まず、ZEHビルダー・プランナーとして登録された住宅会社を選定し、住宅の設計・プランを決定する流れです。
ZEH住宅を建てられるのはZEHビルダーに登録された事業者に限られるため、事前確認が必要です。
国の基準を満たしたハウスメーカーや工務店、設計事務所などがZEHビルダーに該当します。次に、ZEHポータルでアカウントを取得し、補助金の交付申請を行います。
必要書類は事業計画書や設計図書、工事費用の見積書などで、交付決定を受ければ工事への着工が可能です。
工事完了後は実績報告書を提出し、補助金事務局による内容確認を経て補助金額決定通知が発行されます。
この通知を受け取った後、補助金支払い請求書を使って請求手続きを行うと、指定の銀行口座に補助金が振り込まれる仕組みです。
請求手続きから約1ヶ月で振り込みが完了しますが、完了報告の提出からは数ヶ月かかる場合があるため、資金計画に注意が必要です。
\ お気軽にご相談ください /
ZEH住宅の補助金を利用するときの注意点

ZEH補助金を利用する際には、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。締め切りや条件を守らないと補助金を受けられなくなる可能性があるため、事前に確認しておきましょう。ここでは特に重要な4つのポイントを解説します。
早めに申請をする
ZEH補助金は先着順で受け付けられるため、予算の上限に達した時点で受付が終了します。
2025年度の単年度事業は12月12日が締め切りとなっており、申請を検討している方は早めの対応が必要です。
申請は平日のみ受け付けており、毎日17時が締め切りです。申請数や予算の残額はSIIのホームページで随時公開されているため、申請タイミングの目安として活用できます。
申請後の設計変更ができない

補助金申請後は、原則として大きな設計変更ができません。交付決定後に着工となるため、申請前に住宅の設計内容をしっかり固めておくことが重要です。
ZEH基準を満たすための断熱材や省エネ設備、太陽光発電システムの仕様などは申請時に確定している必要があります。
後から設備のグレードを変更するとZEH基準を満たさなくなる可能性があるため、住宅会社とよく相談しておきましょう。
確定申告の対象になる
ZEH補助金を受け取った場合、確定申告で必要な手続きがあります。補助金は一時所得に該当しますが、国庫補助金等の総収入金額不算入に関する明細書を添付することで一時所得から除外できます。
この手続きを行わないと一時所得として扱われてしまうため、確定申告時には忘れずに明細書を提出しましょう。
住宅ローン減税を併用する場合は、住宅の取得価格から補助金額を控除する必要があります。
ZEHビルダーやZEHプランナーを吟味する

ZEH補助金を受けるためには、ZEHビルダーまたはZEHプランナーとして登録された事業者に依頼する必要があります。
ZEHビルダーとは、国によってZEH住宅の設計・建築を認定された工務店やハウスメーカーのことで、ZEH住宅の施工経験が豊富な事業者です。
事業者選びの際は、ZEHの施工経験や補助金申請の経験を確認することが大切です。ZEHビルダーの情報はSIIのホームページで検索できます。
私たちZERO電生活では、ZEH住宅の補助金を獲得するためのサポートを行っています。
ZEHビルダーとして登録されており、補助金申請の経験も豊富なため、設計段階から補助金の条件を見据えたプランニングが可能です。
当社は断熱材や省エネ設備の選定、太陽光発電システムの容量設計など、ZEH基準を満たすための具体的なアドバイスを提供しています。
\ お気軽にご相談ください /
ZEH住宅を導入するメリット

ZEH住宅は、補助金がもらえる家というだけでなく、暮らしに多くのメリットをもたらします。光熱費の削減から災害対策・税制優遇・資産価値の向上まで、具体的なメリットを解説します。
光熱費の削減になる
ZEH住宅の大きなメリットは、光熱費を大幅に削減できることです。高い断熱性能によって冷暖房効率が向上し、省エネ設備の導入でエネルギー消費量を抑えられます。
さらに太陽光発電で電力を自家発電するため、電力会社から購入する電気量が減少します。発電量が消費量を上回った場合は、余剰電力を電力会社に売却することも可能です。
近年の電気代高騰を考慮すると、自家消費のメリットは大きくなっています。
災害時の非常電源になる
ZEH住宅に太陽光発電と蓄電池を併用することで、災害時の非常用電源として活用できます。
停電が発生しても、昼間は太陽光発電で電力を確保し、蓄電池に貯めた電力を夜間に使用することが可能です。
近年、地震や台風などの自然災害による大規模停電が増加しています。エネルギーを自給自足できるZEH住宅は、災害時の備えという観点からも注目されています。
住宅ローンの減税対策になる

ZEH住宅は住宅ローン減税において有利な条件が適用される点も魅力です。2025年度の住宅ローン減税では、ZEH水準省エネ住宅の借入限度額は35,000,000円、子育て世帯・若者夫婦世帯では45,000,000円に設定されています。
住宅ローン減税は、年末のローン残高の0.7%が所得税から13年間控除される制度です。
借入限度額が高いほど控除額も大きくなるため、ZEH住宅にすることで税制上のメリットを大きく受けられます。
住宅の資産価値が高まる
ZEH住宅は省エネ性能の高い住宅として、資産価値が高まる可能性があります。BELSでZEH住宅は4〜5つ星の高い評価を受けることができ、将来の売却時にも有利なことが特徴です。
2025年4月から新築住宅には省エネ基準への適合が義務化され、2030年までにはZEH基準への引き上げが予定されています。今後、住宅市場では省エネ性能がますます重視されるでしょう。
\ お気軽にご相談ください /
ZEH住宅の建築には補助金制度を活用しよう

これまでの内容を振り返ると、ZEH住宅の補助金制度は家づくりを検討している多くの方が活用できる制度です。
補助金を前提に計画を立てることで、初期費用の負担を抑えつつ高性能な住まいを実現しやすくなります。
さらに光熱費の削減や災害時の非常電源確保、住宅ローン減税、資産価値の向上といった多面的なメリットも享受できます。
補助金を獲得するためには、ZEHに精通したパートナーと早い段階から計画を立てることが大切です。
私たちZERO電生活では、太陽光発電・蓄電池・高断熱・省エネ設備を組み合わせたZEH住宅のご相談をお受けしています。
ライフスタイルのヒアリングから補助金制度の選定・申請サポート、施工、アフターフォローまで一貫して対応できる体制を整えているのが強みです。
お客様に選ばれる以上に長く信頼して任せられる存在としてご家庭の暮らしに寄り添うことを大切にしています。
補助金と将来の光熱費の両方を踏まえた損得を具体的に知りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。専門スタッフが丁寧にシミュレーションします。
\ お気軽にご相談ください /